美術ビギナー

初心者が美術と楽しく付き合っていく方法模索中

イタリア・ルネサンス

森村さんとモナ・リザから知るエピソード

前回のブログにひきつづき、森村泰昌さんの「踏みはずす美術史」という本について。 森村さんは、「絵を着る」というアートを実践していらっしゃいます。 絵の人物を、モリムラ流に解釈し、コスプレのようになりきる。 本物の絵との差異からなにかを感じたり…

アンニュイ王・ポントルモ

後期ルネサンスの1530年ごろになると、「マニエリスム」という様式が誕生します。 人体がぬるん・どぅるんとしているのが特徴です。 ミケランジェロなどの巨匠の様式を真似し、誇張した結果と言われています。 そんで、美術検定の問題ではポントルモさんが描…

ヴェロネーゼと有名なあのお方の銅像

美術検定の勉強続行中です。 File:Banquet in the House of Levi by Paolo Veronese - Accademia - Venice 2016 (2).jpg - Wikimedia Commons この絵のエピソード、面白いですよ。 巨匠ティントレットの作品が火事で焼失してしまったので、その代わりにと依…

スクロヴェーニ家と礼拝堂

イタリア・パドヴァが誇る、ジョットの壁画で有名なスクロヴェーニ礼拝堂について。 礼拝堂の名前ですが、「やじろべえ」と言うと覚えられる気がします。 「やじろべえ」「すくろべえ」「すくろべーに」「スクロヴェーニ!!!」みたいな…。笑 無理やりです…

ジョットの一番有名な作品がある町

ジョットの一番有名な作品は何でしょうか? ジョットの一番有名な作品、それは「スクロヴェーニ礼拝堂」だそうです! アレーナ(競技場)跡に建っていることから、別名「アレーナ礼拝堂」とも呼ばれています。 福だるはスクロヴェーニ礼拝堂とアレーナ礼拝堂…

少年ジョットの伝説

西洋絵画の父と呼ばれるジョットが小さい子どもだったころのエピソードが有名だそうです。 フィレンツェ郊外の村、農夫の息子として生まれたジョット少年。 番をしながら羊の絵を描いていました。 そこに通りかかったフィレンツェの有名画家・チマブーエ。 …

ルネサンスをさらっとおさらい

イタリア人に「知ってるよ」とドヤ顔をしたいがために学ぶジョット。 ジョットは「西洋絵画の父」と呼ばれているということが分かりました。 つまり、従来にはなかった何か革新的なことを成し遂げちゃったということ。そうじゃなければ「父」のような、何か…

ジョットをまずは味わう

ジョットについて知る前に、まずは先入観ナシの状態で味わってみましょう。 まずは図書館で借りた本をパラパラめくっていて、目に留まったこの絵! 「聖人」1303-1305年 File:Giotto di Bondone - Last Judgment (detail) - WGA09235.jpg - Wikimedia Common…

ジョットを知らなかった

先日ナビ派の本を求めて図書館に行ったのですが、すぐに借りられる本がなく別の館からのお取り寄せで予約。 でも手ぶらで帰るのも寂く、せっかくだから何か借りて帰ろうと思い、選んだのがこの本。 イタリアの巨匠・ジョットについての本です。 ジョットにつ…