こうあってほしい受胎告知
西洋絵画でよく見るテーマのひとつに「受胎告知」があります。
マリア様が、天使ガブリエルから「あんたがイエスの母だよ〜」とお告げを受けるシーンです。
色んな画家が同じテーマを描いてきました。
…同じテーマのはずなんですが。
本当に同じシーン?!って思うくらい、画家の個性がバラバラ。
同じ「受胎告知」というタイトルであっても、画家によっていろんなマリア、ガブリエル、あとハトの表情を楽しむことができます。
神の子身ごもり宣言を突然天使に告げられたら、みなさんだったらどんな反応しますか?
私だったらもうキョドる一択。
マリアは、画家によってびっくりしていたり、まさかの無表情だったり、さまざまな表情で描かれるんです。
その中で、わたしのお気に入りのマリア様の表情はこちら!
ムリーリョさんの受胎告知です。
兵庫県立美術館でやっていたエルミタージュ展で見かけて、釘付けになりました。
穏やか〜。
受胎告知こうであってほしいなって思わせる、穏やかな空気感がすごく好きです。
マリアも覚悟を決めてるって感じの顔つき。
ガブリエルも真摯に説明している感じがナイス!
みなさんのマイベスト受胎告知はなんですか?