美術ビギナー

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東洋お茶マスターのつもりの家族

お茶の文化は、東洋が西洋に伝えた文化だったんです。

 

16世紀半ばに日本にやってきたオランダやポルトガルの宣教師も、お茶の文化を興味深く本国に伝えています。

17世紀に入り、お茶や磁器は貿易の重要アイテムとして東洋からヨーロッパに出荷されていき、徐々に広まっていったんだそうです。

 

ヨーロッパの人が東洋の文化に興味を持って、それをいいなと感じてくれて、生活に取り入れてくれたなんて嬉しいですよね!

 

さて、ここで1727年にイギリス人画家リチャード・コリンズさんが描いたお茶を飲む家族の1枚をご覧ください。

 

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A Family of Three at Tea | Art UK

 

いや、持ち方!!!

特に左の娘!笑

真ん中の父ちゃんだけは持ち方バッチリに見えますが、スプーン片手に持っちゃってるので違和感がありますね。

 

東洋風のカップ持ってキメたった!っていう家族の絵なんでしょうけど、東洋人の私たちから見ると愛しすぎますよね。

もう手前の女性に関しては、ポージングに命かけててお茶の味とかどうでもよさそうですもんね。笑