敷居の高さを感じたら
鈴木春信展で江戸市民の教養の高さに謎のショックを受けて帰ってきた私。
絵が好き、美術館好き、絵を楽しみたいって思っていたけれど「まだまだ分かりませんわ~奥深すぎますわ~」って感じてしまったんですね。
そこから数日経った今、この感覚って10代・20代前半の時よく感じてたなぁ~ってふと思い出してきました。
例えば友達のオススメで洋楽を聴きかじって、「いいじゃん洋楽!もっと聴いてみようかな~」なんてツタヤに行くんですが、ずらっと並ぶアルファベットのアーティスト名にただただ圧倒されて何を手に取っていいか分からず帰る…みたいな。笑
ちょっといいな、気になるな~と近寄ってみたら、敷居の高さを感じてしまって尻込みしちゃうという感覚。
他の身近な例でいうと、料理できるようになりたいって思うけど最初に何から始めていいか分からなかったりとか、オシャレしたいと思ってもどんなブランド買っていいか分からなかったりとか。
なんか世間って、ミーハーに厳しいじゃないですか?
「ちょっと好き」「気になる」くらいの感情を、処理するのが難しい。
でも、敷居の高さを感じるのは、それを感じとれるくらいその対象に歩み寄った証拠です。「興味ないな」で終わってしまう人がほとんどのなか、立ち止まったことがまず快挙です。
それにこれからまだまだ新しいことを知れるという楽しみが目の前に広がっているということですもんね。
そして実際に1歩入り込むと、すごく楽しくなるんですよね!
うんうん、そうそう。 こういう感覚、乗り越えたことあったわ!
過去の自分の経験が教えてくれることもあるので、年をとるのも悪くないですね。笑