アカデミー・ジュリアンって何?
ヴュイヤールっていう画家が気になる
↓
ヴュイヤールの属していたナビ派が気になる
ということで、ナビ派にまつわるワードを日々調べております。
今回のワードは、アカデミー・ジュリアン!
ナビ派は、アカデミー・ジュリアンに通う若い画家によって結成されたそうなんですが、そのアカデミー・ジュリアンっていったい何?!
Wikipedia先生に聞いてみましょう。
アカデミー・ジュリアンはかつてフランスのパリに存在していた私立美術学校。
1866年、画家ロドルフェ・ジュリアンが開いた個人学校が始まり。
元々は官立美術学校エコール・デ・ボザールを目指す為の準備学校(プレパ)だったが、次第に独自の美術教育を施すようになる。
なるほど~。
絵の予備校のような場所だったけど、柔軟な教育方針のおかげでどんどん地位が高まっていったんですね。
そしてそこで学んでいた生徒がヴュイヤールだったのか!
アカデミー・ジュリアンのアトリエ風景を描いた1枚がありました。
File:Bashkirtseff - In the Studio.jpg - Wikimedia Commons
バシュキルツェフという25歳の若さで逝去したウクライナ出身の女性画家の作品です。
エコール・デ・ボザールは女性の入学を認めていなかったのですが、アカデミー・ジュリアンハ女性もOKだったそうです。
この絵に登場するのも、モデルの男の子(?)以外は全員女性ですね!
画家にとって女性が生き生きと絵を描いている姿を描くことが、大きなメッセージだったんでしょうね。
Wikiによれば、バシュキルツェフの絵の大半は第二次世界大戦で失われてしまったそうです。
もっとバシュキルツェフさんの絵見たかったなぁ!