ピオ・クレメンティーノ美術館の彫刻たち
美術検定対策の本を買いに、本屋に行きました。
どうせ勉強するならと思って、3級もガタガタなのに2級の問題集もノリで購入!
2級目指して勉強してたら、まぁ3級落ちることはないでしょう!!多分!
2級の「古代の美術」ゾーンで、この作品の名前を答えよという問題が。
えぇ~、マニアックすぎん?笑
答えは「ベルヴェデーレのトルソ」でした。
ベルヴェデーレというのは、ヴァチカン美術館のなかの1つ、ピオ・クレメンティーノ美術館の中にある、中庭の名前なんだそうです。
ということで、公式HPでピオ・クレメンティーノ美術館の名作をチェックすることにしました。
そうしたらですね、もう目を奪われちゃいました…!
ギリシャ・ヘレニズム期の代表作、「ラオコーン」もベルヴェデーレにいました。
この顔、ひげ…!本当に引き込まれる。この彫刻とても好き!!!!私は、ラオコーンよりこっちが好みです。
「River God (Arno)」というタイトルでした。イタリアに流れるアルノ川の神様なんですね。
「Ariadne」
この服のひだの美しさよ。石ですよね、これ? 信じられない。
リラックスしてるかのように見えて、このポーズ肩甲骨めっちゃ伸びます。(実際にやってみました。笑)
Wiki情報によると、このアリアドネ像はよくデッサンに使用される石膏像のひとつなんだそうです。美大受ける学生さん、凄いな、このひだの写生に果敢に挑むのか。
こちらはカノーヴァ作のペルセウス像。
カノーヴァさんはフランス皇帝ナポレオンとの関わりがあった彫刻家なので、この作品ができたのは1800年頃。
首を切り取られたメドューサの「まじか~」的な表情。なんともアンニュイ。
他にも、ジャガーがいたり(ディズニー感ある)
「ペルシャ兵士」という謎めくポーズのお方がいたり。本当に彼は何を持ってるの?笑
どの作品もため息がでちゃいそうなクオリティ。
本やネットの画像を見ているだけで心が潤ってきます。
本物みたらどうなってしまうのだろう?!