ルーヴル美術館展①最高のつかみ
ルーヴル所蔵作品の中でも肖像芸術にスポットを当てた今回の企画展。
最近はプーシキン展や東山魁夷展などで風景画を見る機会が続いていたので、人物中心の絵が自分の中でいい感じに新鮮なタイミングでラッキーでした。
本当はすぐ隣のあべのハルカス美術館でやっている岡本太郎の「太陽の塔展」もはしごしようと思っていたのですが、ルーブル展の見どころが満載過ぎて脳がパンクしてしまい断念しました。笑
それくらい良かったです! ルーブル展。
今回はオーディオガイドも借りました。
高橋一生さん、めちゃいい声~。
ただ、なるべく説明パネルやガイドから情報を得る前に、自分の第一印象を感じるようにつとめました。
もっと自分の感性を解放してのびのび作品が見れるようになりたいです。
まぁそんなことはどうでもよく笑、ルーブル展の感想です!
まず、つかみがいい!
今回のルーヴル美術館展のサブタイトルは
「肖像芸術ー人は人をどう表現してきたか」
なんですが、冒頭に古代エジプトのマスクを2種類展示・比較させることで、テーマを分かりやすく伝えてくれます。
2種類のマスクはまったくデザインの方向性が異なっていて、
1つは理想化された顔、そしてもう1つは写実的な顔。
肖像というのは常に「理想化と写実性」の間をいったりきたりしているんだよ、と教えてくれます。高橋一生が。笑
↓のリンク先でそのマスクをぜひチェックしてみてください。
作品紹介|ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか|読売テレビ
写実性重視のほうも、ちょっと美化(理想化)されてるんじゃないかなとは思いますけどね。
こんな、肖像芸術がはらむ大きなテーマを分かりやすく伝えてくださる展示…わたしのような美術ビギナーにはとってもありがたかったです!