もの派って?
前回受けたレベルチェックテストの復習。
間違えていたり、正解だったけど不安だった問題をつぶしていきたいと思います。
やばい、受験っぽい。 なつかしい。
高校の先生が「模試はなァ~、受けるだけじゃ意味ないからなァ!!復習せんとだめだぞ!!!」って口酸っぱく言っていたな。
まぁ、「ですよね」って、思います。笑
なので、復習!
1,500円(テスト代)のもとをとるぞ!
●もの派
この「もの派」っていう言葉自体知らずに、1問目から玉砕。
1960年代後半からの、日本でおきた美術の流れの1つ。
と思ったら、1970年後半から「ポストもの派」が出てきている。笑
国立国際美術館で2005年に「もの派」の企画展をやったらしく、その時のホームページの説明がとても分かりやすい。
要は、木材とか石とか金属とかを武骨にドンと提示した作品たちってことか。
絵や彫刻とは違う、新しい芸術のかたちですね。
そしてこのもの派、東洋的だとして世界的な評価も高いそうです。
西洋だと対象をコントロールする技術が評価される傾向にある。
よく庭園なんかで引き合いに出される話ですけど。
西洋の庭園は、草木をめっちゃ刈りこんで思い通りのかたちに整えたりします。
けど、日本庭園って、あるがままの木や石の形を生かしたり、あくまで自然っぽく見えることに価値があったりする。
そういう観点でみると、
岩とか木材はすでに素材も作品として完成されている。
あとは配置とか組み合わせを調整して、空間だけ整えてあげればOK!
っていうのがもの派の主張になるのかな。
正直、普通に何も知らずに美術館で見ると「え…なんか岩、置いてありますけど」ってただただ困惑して終了するような作品かもしれない。
けど、そんな作品を見たら「こいつはもしや、もの派テイスト?!」って思ってあげるだけで、楽しく見れそう。
代表的なアーティストの名前は、李禹煥、関根伸夫、菅木志雄。
おお、調べたら香川の直島に李さんの美術館があるじゃないですか!
瀬戸内国際芸術祭のときに見れるかな~。
行きたい場所としてGoogle Mapに登録しとこ!