クリムト展が楽しかった理由。
②知ってることと知らないことのバランスが絶妙
全く知らん内容の企画展に行くと、知識を吸収することを優先順位高にしてしまい、作品そのものを楽しむことがおろそかになっていることがよくある。
かといって、知ってることをただなぞるだけなのも退屈だ。
私にとってこのクリムト展は、知ってることもたくさんあるが知らないこともたくさんあるという、とても心地いいバランスで鑑賞することができた。
「え〜! そうだったの?!」と
「そうそう。そうなんだよ」を
脳内で交互に呟きながら見た。
美術館に行く前に、頭の中に入れとく情報の質と量で、だいぶエンジョイ度が変わるなと思った。