美術ビギナー

初心者が美術と楽しく付き合っていく方法模索中

祈るゴーストたち

前回のブログで、ロンドンのサーチギャラリーで出会った作品を紹介しました。

今回もサーチで見て心に残った作品を紹介します!

 

こちらです。

アルミホイルでできた人が、部屋にズラッと並べられていました。圧巻です。

 

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Kader Attia - Artist's Profile - The Saatchi Gallery

 

どうやってこの部屋に運んだのかな?

並べる時に、うっかり形を変えちゃってヤバッてなった人いそうだな?

などど、輸送や展示の苦労も想像したくなる一品です。笑

 

作品を前に、「もしここでつまづいて転んだらどうしよ~?!」と思いながら見た記憶があります。笑

 

アルミホイルという素材ありきで、人をたくさん作ったら面白いぞって思いついたのでしょうか。

それとも、伝えたいメッセージや目指してるビジョンがあって、それにはこのアルミホイルの素材がベストだ、って選んだんでしょうか。

どうやってこれを作るに至ったのか知りたくなりますね。

 

Kader Attiaさん 2007年の作品、その名も「Ghost」です。

 

タイトル、おばけか…。

う~ん、やっぱり空虚な雰囲気を出したかったんですね。素材は後から選んだと見た。

祈ってるけど、中身からっぽじゃない? みたいな皮肉がこもってるんですかね?

 

アルミホイルにこんな考えさせられること、これまでなかったですよね。