プラド美術館展⑤母乳ビーム
プラド美術館展。
王様が超絶絵が大好きで、天才画家をお抱えにした。したら凄いコレクションが爆誕したよ！
というのがざっくりした見どころです。相当に雑い。笑
でもね。。。
そんな歴史を秒速で置き去りにするくらい、鑑賞者に衝撃を与える絵画がありましたよ。
見ていただけますでしょうか。。。
アロンソ・カーノ作「聖ベルナルドゥスと聖母」（1650年頃）
あっ、よく見てくださいよ！ この中央に描かれた白い弧を。
それは母乳です。
聖ベルナルドゥスさんが、聖母子像に向かって「あなたが本当に聖母だったら証拠を見せて」と祈ったところ、像が生身に変わったんです！そして聖母マリア様は母乳をベルナルドゥスさんに飲ませ、「私はれっきとした聖母です」と証明したという一場面。。。
えぇ…。
他の証明方法、絶対検討した方がいい。
この光景を拝みながら見てる赤い服の男性が何を思っているのかも気になってきます。笑
美術館でこの絵見た瞬間爆笑したかったけど、１人だったし、周りの人も厳かにこの絵を眺めているんで感情ひっこめました。
でもこれ、どういう感情で見るのが当時としては正解だったのでしょうか？！
このエピソードの絵画をまとめた面白いブログもありました。
はぁ。。。この１枚、ほんとにすべて持ってく。出オチの神。
ちゃっかりポストカードを買った私でした。笑
