ポンは町の名前でした
前回ナビ派を調べていたときに出てきたワード、ポン=タヴェン。
てっきり人の名前かと思っておりましたら、フランスの街の名前でした。
また、表記もタヴェンだったりタヴァンだったりするようです。
海も川もあるこの町に、様々な芸術家が住みついていたようです。
そこにゴーギャンも!
ゴーギャンはポン=タヴァンで若い画家たちのリーダー的存在になりました。
ゴーギャンがポン=タヴァンに移住したのは1886年・38歳のとき。
証券会社で働きながら日曜画家として印象派展に出品してはいるものの、なかなか評価されない時期でした。
そこで35歳にして会社を辞め、画家一本で生きていくことを決意したゴーギャン。
新天地として移り住んだのがポン=タヴァンだったんですね。
ゴーギャンがポン=タヴァンに住んだことが、ゴーギャンの人生・そしてナビ派につながる大きな美術の歴史の転換点だったのか!
はぁ~。1つ賢くなりました!!
それでは、ゴーギャンの描いたポン=タヴァンの風景を見てみましょう。
Aven running through Pont-Aven, 1888 - Paul Gauguin - WikiArt.org
Upstream of Pont-Aven, 1888 - Paul Gauguin - WikiArt.org
View of Pont-Aven from Lezaven, 1888 - Paul Gauguin - WikiArt.org
う~ん。見ているだけで安らげる絵たちですね。
パリの喧騒から離れて、ゆったり自然や自分と向き変える場所だったんじゃないでしょうか。
その上若者からももてはやされちゃって、ゴーギャンにとっては居心地いいったらなかたんじゃないかと想像しちゃいます。
今でも観光地みたいなので、いつか訪ねてみたいです。