ルネサンスをさらっとおさらい
イタリア人に「知ってるよ」とドヤ顔をしたいがために学ぶジョット。
ジョットは「西洋絵画の父」と呼ばれているということが分かりました。
つまり、従来にはなかった何か革新的なことを成し遂げちゃったということ。そうじゃなければ「父」のような、何かを生み出した感あふれるニックネームはつきません。
ジョットはルネサンス期の先駆け的な存在なんだそうです。
ということで、「ルネサンス」についてさらっと学ぶ必要がありそう。
こちらの本に書いてあるルネサンス情報をピックアップ。(エリートを目指している訳ではないです。笑)
・イタリアで14世紀に興り、16世紀まで続いた。
・ルネサンスとは「再生」の意味。何を再生したかというと、キリスト教の国教化以降否定されてきた古代ギリシャ・ローマの学問と芸術。
・14世紀以降のイタリアの知識人にとって、ラテンおよびその源流であるギリシャの文学や学問の教養を身につけることがステータス。
・美術のテーマも、キリスト教だけでなく神話も主題になるように。
・貿易が盛んになって都市の市民文化が成長したことが、新たな芸術を生む土壌となった。
・商人階級も芸術を支援した。
・「人間」「個人」という意識の向上。神と宗教が全てだった時代からの脱却。
ルネサンスってよく聞く言葉だけど、改めて調べてみると「そうだったんだ」と勉強になります。
ジョットは、ゴシック→ルネサンス期の変遷期に活躍した画家。
神・宗教→人間・個人に変わる流れの中で、新しい人物表現を試みたところが革新的で「父」たる所以なんだそうです。
どんなところが革新的だったのか?
また調べてみたいと思います。