プラド美術館展に行ってきた!
3連休初日、兵庫県立美術館へ。
お目当てはプラド美術館展です。
ポスターのキャッチコピー、「美の無敵艦隊、神戸へ。」
シンプルかつ強烈で、行きてぇ~となるいいコピーですよね!
プラドとはスペインはマドリードにある、世界指折りの美術館です。
16世紀以降のスペイン国王のコレクションが礎になったんです。
なかでも、国王フェリペ4世はスーパー美術コレクター!
政治的には功績を残さなかったらしいんですが、美術収集にかけては一流。
そしてフェリペ4世に仕えた宮廷画家が、ベラスケス。
フェリペ4世はベラスケスにしか自身の肖像画を描く権利を与えなかったほど、才能にほれ込んでいたご様子。
ベラスケスの最も有名な作品は「ラス・メニーナス」です。
今回は来てないですけどね。もし来てたら事件レベルの大作です。
ちなみにですが、この左の男性がベラスケス自身らしいです。
真ん中の美少女はマルガリータ、父親のフェリペ4世は中央の鏡の中に描き込まれています。
今回の企画展ではベラスケスにスポットが当たっていて、随所にあるベラスケスの絵を見ながら当時のスペイン国王コレクションの雰囲気を感じられるような展示でした。
ベラスケスの作品は約120点ちかく残っているそうで、そのうちの半数?3分の1?(まさかのあいまい)がプラド美術館の所蔵品。今回なんと7点もベラスケスの絵を日本に貸してくださるという…!
スペイン黄金時代(+ちょっと衰退した時代)の宝をじっくり見てきましたので、これからブログでもご紹介させていただきます。