マンテーニャさんの絶妙表情一覧
美術検定にむけてイタリア・ルネサンス美術の知識を深めていたところ、気になる画家がおりましたのでご紹介いたします。
その名もマンテーニャさん(1431-1506年)です。
どうでもいいですが、~ニャってつくと「てじなーにゃ」で一世を風靡した手品の山上兄弟を思い出す。元気かな。
お顔、 ヴァザーリの「画家・芸術家・彫刻家列伝」にのこされた肖像はなんだか野生人みたいですが。笑
File:076 le vite, andrea mantegna.jpg - Wikimedia Commons
イタリアのマントヴァで活躍した画家です。
代表作をいくつか。
「死せるキリスト」(1490年代)
まだ遠近法が新しかった時代に、こんな迫力ある構図で描いちゃう勇気。
一度見たら忘れられないインパクトをもたらす。
「磔刑図」(1457-60年)
ルーブル所蔵。
キリストだけでなく、1人1人にストーリーがある。なのに全体としてまとまっている感じがするのはなぜ。不思議!
「聖セバスティアヌス」(1480年)
File:Andrea Mantegna 088.jpg - Wikimedia Commons
ずっと見ていると、セバスティアヌスより右下のカジュアルに会話してる兄さん2人が気になってくる1枚。矢で射抜かれまくってる男性を前に、よくそんな穏やかに談笑できるな。
マントヴァ宮殿[結婚の間]天井画(1474年)
Ceiling of the Camera Picta or Camera degli Sposi, 1470 - Andrea Mantegna - WikiArt.org
美術検定の問題集にも出てきた1枚。
遠近法と、のちのバロック美術に影響を与えるイリュージョニズム(だまし絵みたいなこと)がポイント。
あとマンテーニャさん、すっごい「絶妙!!!」てつぶやきたくなる表情をお描きになるんです。
どんな表情かってわたしにはうまく言葉で説明できないので、ぜひ絵を見てください!わたしが好きな表情、4つ厳選しました。
貼り逃げして、今日はおしまい。笑