印象派からその先へ④シャガールよかった
「印象派からその先へ」展、第3章 エコール・ド・パリ ~前衛と伝統のはざまで~ の感想です。
この章の16作品中、なんと10作品がシャガール。
そしてそのシャガールがめちゃくちゃによかったです。
うう~、でも画像がネット上で見つからない。。。
一番ぐっと来たのは、「夢」という1939-44年の作品。
亡くなった妻が、純白のドレス姿で青い闇に浮かび上がっています。
シャガールは妻シリーズをたくさん描いているみたいですね。
その中でもこの絵は、1枚の絵の中に屋内と屋外が溶けあっていて、妻と過ごした様々な時間と場所が思い起こされるようで切ない。
残されたシャガールと思わしき男性が大きな食卓に1人ポツンとさびしげ…。
胸に迫ります。
妻が亡くなる前に描いた、シャガールと妻が空中を浮遊する「バラ色の肘掛け椅子」(1930年)っていう絵もめちゃ好きだったな~。
あらためて人物が飛んでても違和感ないって、シャガールの世界観は凄いな。笑
あとは「逆さ世界のヴァイオリン弾き」(1929年)も、楽しさと自由さが溢れてて、見る人を幸せにする絵でした。
何がどんな風によかったのか、あんまり伝わらないブログですみません。
ただただ、シャガール、よかった!に尽きるということで勘弁してください。
は~、もっと会場で脳に焼き付けておけばよかった~!