ワザ② ちょっとの予習で全然変わる
美術館を楽しむワザ2つ目。
それは、予習をしていくこと。
これ、本当にやるとやらないでは全然違います!
ちょこっとだけでもよいので、知識を仕入れてから作品に向かい合うのがオススメです。
音楽のライブに行くときも、CD聴いて予習していきますよね。
音楽だと皆さん自然にやられているそれの、美術バージョンもぜひ!笑
美術を見るって聞くと
・インスピレーション
・イマジネーション
・子どものような心でみる
というイメージを持つ方、とても多いと思います。
その見方もとても楽しいし、大切です。
しかし、同時にそれはたくさんある美術の見方の1つにしか過ぎません。
しかも直感で見るなんて、どうやって見たらいいかよく分からないですよね。
他の美術の見方として、文脈を感じ取るという方法があります。
文脈というのは、作品がどういう流れに位置付けられているのか、いわば作品が持つストーリーのことです。
いつ、誰が、なぜ、どうやって、この作品を作ったのか?
その作品が、どんな影響を受けていて、どういう影響を与えたのか?
それを知ることが、文脈を知ることです。
文脈を知らないと、何が凄いのか、この作品の何が評価されているのか、理解できない作品もたくさんあります。
逆にいうと、文脈を知ることで、今まで漫然と見ていた美術作品が、スッと頭に入ってくるようになるんです。
また、美術の流れは繋がっているので、ひとつ知識が増えると、別の作品を見るときにも役立つことが多いんです。
じゃあその予習って具体的にはどうやるの?という疑問が浮かばれるかと思いますが、私も試行錯誤中です。笑
むしろ皆さんと一緒にこれから勉強していきたいところです!
また後日、美術館に行く前の予習の仕方については詳しく書きたいと思っています。