モネの庭への情熱
録画しておいたテレビ番組「美の巨人たち」を視聴しました。
今回のテーマがモネの庭だったので、こりゃ見逃せません!
以前モネの庭の絵については、このようなブログを書きました。
ただただ、モネの描く庭の絵ってきれい~っていう内容です。笑
でも今回美の巨人たちを見て、あいだけ庭にこだわってたらそりゃこんなきれいな絵が出来上がるわ!という思いに。
モネの庭への愛情、なめてました。
パリ郊外の町・ジヴェルニーを訪れた際にピンクの外観のお家に一目ぼれしたモネ。
グレーだった窓枠は緑に塗り替えることで庭の緑との連続性を生み出し、家も庭と調和させたんだそうです。
室内の色にもこだわったモネ。
キッチンは青色。きれいすぎ。タイルは特注なんだそう!
モネは料理も上手だったらしい。
ダイニングは黄色。
私たち日本人にとって嬉しいことに、壁には浮世絵がずらり!
家族がくつろぐこの部屋に日本美術を飾ってくれていたなんて嬉しすぎるし、モネはガチ勢だなと改めて思いました。
庭の話から脱線しました。
日本好きガチ勢のモネが、日本の太鼓橋を架けたいがために作った人工池。
近所の住民に「海外の植物の有害な成分が、俺らの畑に流れ込んで悪影響をもたらしそうだからやめろ」って反対運動もされながら、完成させた池なんだそうです。
睡蓮がきれいに描けるように、水面に移り込むようにしだれ柳を植えたり、朝霧がたちこめやすいように樹木で池を囲ったりしながら、池を絵のためにつくりかえていったモネ。
花も、絵を描くときに美しく見えるように色や咲く季節にこだわって、モネ自ら仕入れたものを植えていたんだそうです。
モネは庭のことを「最高傑作」と呼んでいたんだそう。
モネ人生めっちゃ楽しんでるじゃんって思いました。
好きなことに囲まれて、というより好きなものに囲まれるように自分で1つ1つ世界を作り上げていく姿勢がすごい。
こういう巨匠のエピソードを知ると、身近に思える反面、やっぱ突き抜けてて凄いなと思いますね。
どちらにしても、これからモネの絵を見るのがますます楽しくなりました!
いつかフランスに行くことがあったら、モネの庭に行きたいなぁ。
冬は花が咲いていないから閉館しちゃうらしいので注意です。