美術ビギナー

初心者が美術と楽しく付き合っていく方法模索中

モネのバラの小径

ビュールレコレクションで見た絵で印象に残っているもの、まだまだご紹介です。

 

モネのこちらの絵。

彼が愛した庭のバラを描いた一枚です。

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Monet's Garden at Giverny · Claude Monet · Stiftung Sammlung E.G. Bührle

これって、これって…!?

 

話は飛ぶのですが、私が2016年に京都のモネ展で見て衝撃を受けた絵があるんです。その絵についてはこちらのブログに。

bluelake.hatenablog.com

 

白内障を患っていたモネが晩年描いた絵でして、私が持っていたモネのイメージを覆すようなアバンギャルドさにしびれました。

 

ビュールレでみたこの絵と、アバンギャルドモネの絵は、同じ場所を描いていると思うんです。どちらもジヴェルニーのバラの小径。

 

それが、同じ風景描いてもこうも違うか!という驚きと楽しさ。

ビュールレのバラは1895年、アバンギャルドバラは1920-22年に制作されたそうです。

 

一方で描くテーマは一緒。

好きなものはブレない芯の強さみたいなものも感じますね。