江戸の戯画展に行ってきた!④最高のカエルフェイス
大阪市立美術館で開催中の江戸の戯画展、購入した図録を眺める日々を過ごしております。
美術館で見る時は前後の人の流れがあるので大好きな絵をじーっと見続けるために足を止めちゃうと迷惑になっちゃうんですが、図録は好きなだけたっぷり見れるのがいいですねぇ。
美術館で見た時も「好き!」と思ったのですが、図録で見て「やっぱり好き!」となった絵が、歌川国芳の「蝦蟇手本ひやうきんぐら」です。
「仮名手本忠臣蔵」をもじったタイトルの付け方からしてセンスあるなという感じ。
この蝦蟇(がま)侍の表情が最高すぎています。
思わず、このなめくじソードを持ったお侍さんカエルの顔、ルーズリーフに模写しましたからね。笑 ほんと図録役に立った!
カエルの顔は、当時の人気役者のものなんだそうです。
国芳の金魚も猫も好きだけど、このキモカワカエルに私はハートを一番撃ち抜かれました。
この絵が好きかどうかで、私と趣味が合うかどうか判別できそう。笑
↑この絵は今回の企画展ではなかったですが、これも非常に好き。つるんとしたカエルフェイスはもちろん、背景の山までカエルなんてもうサービス精神が振り切れています。国芳もこの作品を作っているときは楽しかったに違いないだろうなあ!!
余談ですが、先日お店をプラプラ歩いていたら「金魚づくし」手ぬぐいを発見!
それだけ!!笑 誰かに言いたかった。