美術ビギナー

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プーシキン美術館展 お気に入りベスト3

大阪の国立国際美術館で、

ロシアのプーシキン美術館が所蔵する、

フランスの風景画を見てきました! 地名多め。笑

 

pushkin2018.jp

 

プーシキン美術館展」で展示された全65作品の中で、わたしのお気に入りベスト3について書きたいと思います。

 

3位 ブーシェ「農場」(1752年)

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わたしはロココの美術が好きで、中でもポンパドール夫人とタッグ組んでブイブイいわせてたブーシェの幸福で甘ったるい絵をみるとにやけてしまいます。

ブーシェは、青白い肌で肉付きのいい女の人を描くときが一番本領発揮って感じですが、風景画も描けちゃう。器用な画家だなぁと思います。

ブーシェの描くもの、なんでこんなに目を引くんでしょう?幻想的でありながら、絵がうますぎるのでリアル感があるし、みずみずしいです。

会場でわたしの後ろにいたご婦人も「わたしこの絵好きやわ~」って唸りながら見ておりました。

 

2位 ルソー「馬を襲うジャガー」(1910年)

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展示会の中で、ルソーのオンリーワン感はずば抜けていました

 一番存在感があった作品だと思います。

この時の止まった感じ、すごい。

ルソーワールドです。ルソーにしかつくれない雰囲気です。

ポストカード買ったので、コルクボードに飾ろっと。

いやぁ~ルソー、今までむしろ苦手な画家と思ってたのに、この絵はもうドンズバでストライクでした。

 

1位 エドゥアール=レオン・コルテス 「夜のパリ」(1910年以前)

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いや、良すぎ。

会場の出口まで行ったのに、この絵だけ見に戻りました。

絵の世界に引き込まれました。本当に、絵の中の道に立ってるような気分に一瞬なれます。

あたたかいオレンジのあかりは、近くで見るとゴッホみたいに絵の具が盛り上がっていてびっくり。

検索して見たこの画家の他の絵も、ほとんど同じような路上の風景でした。己の描くべきものをみつけたんですね。徹底していてかっこいいです。

はじめて名前を知った画家でしたがもうファンです。来てよかった!知れてよかった!プーシキン展ありがとう。

 

以上が私のお気に入りベスト3でしたが、まだまだプーシキン展については書きたいことがあります!